なぜ子どもは「やらない」のか?行動の本質に迫る
やる気も目標もあるはずなのに、なぜか動けない。中学生の“やらなさ”には、ちゃんと理由があるんです。
「テストまであと一週間。そろそろ勉強始めないと…」
親はヤキモキ。でも、子どもはソファに寝転んだまま。
「なんでやらないの?」「ちゃんと決めたでしょ?」——つい、言いたくなりますよね。
でも実は、これ、“やらない”というより“やれない”状態なのかもしれません。
中学生は、まだ「行動をコントロールする力」が発展途中。脳の中でも特に前頭前野という部分が関わっていて、ここは計画を立てたり、気持ちを切り替えたり、優先順位を考えたりする司令塔のような役割を持っています。
この前頭前野、実は大人になるまでじっくり育つ部分。中学生はまだその途中段階にいて、「分かってるのに動けない」が、脳の仕組みとして起こっているんです。
それに加えて、この時期は“感情の波”も大きくなる時期。不安だったり、面倒だったり、やらされ感が強かったり…。ちょっとしたモヤモヤが大きく膨らんで、ブレーキになってしまうこともあります。
特に、「誰かにやらされている」と感じると、人って意外なほど動けなくなるもの。
反対に、「自分で決めた」と思えると、不思議とちょっとずつ動けたりしますよね。子どもも同じです。
だからこそ、「やる気がない」と決めつけるのではなく、
- どうしたら自分で納得して目標を立てられるか
- 行動のハードルをどこまで下げられるか
- 感情が落ち着く“安心の土台”があるか
そんな視点で、まずは環境や関わり方を見直してみるのがおすすめです。
行動には「意志」より「仕組み」が効きます。
親が変えるべきは子どもではなく、行動を引き出すための“土台”なのかもしれません。
子どもが「やらない」ときは、脳の発達や感情のゆらぎが背景にあることも。責めるより、仕組みを整える視点を。
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ありがちな失敗パターンをチェックしよう
「うちの子だけ?」と思ったあなたへ。実は“動けない子”には、共通するつまずきパターンがあるんです。
「計画まで立てたのに、また三日坊主…」
そんな時、つい「意志が弱いのかな」「やっぱりうちの子は…」と落ち込んでしまう保護者の方も多いのではないでしょうか。
でも、実はその“計画”や“目標”そのものが、動けない原因になっていることもあるんです。
ここでは、よくある4つの失敗パターンをチェックしてみましょう。
✅チェック①:親が計画を作っていない?
目標もスケジュールも「親が決めた」状態だと、子どもは“やらされ感”を抱きやすくなります。
本人の意見や希望が入っていないと、納得感がないぶん、行動にエンジンがかかりません。
✅チェック②:完璧すぎるスケジュール?
「毎日〇時間」「◯時からスタート」など、きっちりしすぎた計画は失敗の元。
少しズレただけで「もうダメだ」となりがちです。まずは“ざっくり”でもOK。「今日はどこをやる?」くらいの柔軟さがカギになります。
✅チェック③:「目的」があいまいになっていない?
「テストで90点取ろう」だけでは動きづらい子もいます。
なぜ90点を取りたいのか? どんな自分になりたいのか?——行動の“意味”が本人の中にあるかどうかも重要なポイントです。
✅チェック④:「できた実感」がないまま終わってない?
行動のあとは、必ず「ここまでできたね」と見える形で振り返ることが大切です。
結果にかかわらず、取り組んだ事実を一緒に言葉にすることで、「次もやってみようかな」と思える力になります。
どれか一つでも「あ、これかも…」と思ったら、まずはそこから見直してみましょう。
完璧じゃなくていいんです。“今のうちの子に合うやり方”を、少しずつ探っていければ大丈夫です。
つまずきの原因は、子どもではなく「やり方」かもしれません。まずは親の側からチェックを。
感情が整ってこそ、行動が始まる
「まずやってみよう」は、子どもにとってハードルが高すぎることも。行動の前に、安心が必要です。
「さあ、そろそろ始めよう」
そう声をかけても、子どもが動かないことってありますよね。
実はその“止まり”の正体、感情の揺れや不安かもしれません。
中学生は、思春期まっただなか。
ちょっとした一言が引っかかったり、自分でも理由のわからない不安がこみ上げてきたり…。
心がザワザワしているとき、人はそもそも“動く準備”ができていないんです。
だからこそ、いきなり行動を求めるのではなく、
「この子は今、落ち着ける状態かな?」「安心できる場所で話せているかな?」と、感情面に目を向けてみてください。
安心→納得→行動、の3ステップ
行動には“順番”があります。
その基本の流れがこちら:
- 安心できる場や関係がある(感情の安全基地)
- 自分で「やる」と決められる(納得の目標)
- 少しずつ動き出す(行動のはじまり)
この順番が崩れると、「動かない」「やらない」と見える行動が生まれがちです。
でも逆に、この3つがそろえば、“やる気”がなくても人は動き始めるものなんです。
たとえば、こんな声かけを試してみてください。
- 「今日は、どんな気分?」
- 「ここまでできたら、一区切りでOKにしよう」
- 「どこからなら始められそう?」
命令や評価ではなく、選択肢を渡してあげると、子どもは不思議と前向きになります。
子どもが最も信頼しているのは、学校の先生でも塾の講師でもなく、保護者の皆様です。一緒に協力して勉強する環境を作りませんか?ご相談は以下からLINEを登録し、お気軽にご連絡ください!
「失敗前提」で支援をデザインする
「続かない」「また三日坊主…」——そんな時、落ち込む前に見直したいのは、“支援の前提”かもしれません。
子どもがせっかくやる気を見せたのに、数日で止まってしまった。
そんなとき、「またダメだった」「ちゃんと続けてよ」と言いたくなりますよね。
でも実は、その“失敗”は当たり前のことなのかもしれません。
私たちはつい、計画を「一度決めたら守るもの」と考えがちです。
でも実際の生活には、疲れや気分の浮き沈み、予期せぬ用事など、計画どおりにいかない要素がたくさんあります。
それを前提に、「うまくいかなくてもいい設計」をしておくことが、とても大切なんです。
✅「うまくいかない日」がある前提でつくる
たとえばこんな支援のかたちを意識してみましょう。
- 「できなかった日」を責めず、“リセット日”として認める
- 週のうち何日かは「やらない日」を意図的に入れておく
- 「毎日やる」より「週に3回できたらOK」のような柔軟な目標に
こうすることで、「続けられなかった=ダメ」と感じにくくなり、再スタートのハードルがぐっと下がります。
✅“実況中継”のような声かけを
子どもが取り組んでいるとき、
「頑張ってるね」と言うより、「今、プリント広げたんだね」「1問ずつやってるね」と、“していること”をそのまま言葉にしてあげる声かけをしてみてください。
これは「実況型の支援」と呼ばれる方法で、本人の行動を認めつつ、やる気を引き出す効果があります。
評価されるのではなく、“見てもらえている”と感じられることで、安心感や継続力につながります。
小さな成功体験を“拾う”支援
最初から長時間やる必要はありません。
- 机に向かった
- 問題を1問解いた
- 音読を1分やった
この“小さなできた”を毎日拾い、言葉にしてあげるだけでも、子どもにとっては大きな前進になります。
「またダメだった」と思ったその瞬間こそ、支援の仕方を変えるタイミング。
失敗は想定内。だから、また始めればいいんです。
続かないのが普通。うまくいかない前提で仕組みをつくると、行動はもっとラクになります。
EIMATH学習塾の支援を活用しよう
「家だけでは限界かも…」と感じたら、地域に頼るのもひとつの選択肢。親子を支える仕組みは、すぐそばにもあります。
子どもの行動を変えたい。でも、毎日の声かけやサポートを家庭だけで続けるのは、正直しんどい——。
そんなときこそ、外の力を借りることを考えてみてください。
私が運営するEIMATH学習塾は、鷹栖町に拠点を置き、地方や郡部で近くに塾がない、移動が大変なご家庭に向けてオンライン中心での授業を実施しています。
でも、単に“勉強を教える”だけではありません。
行動が起きない背景には「感情」や「納得の欠如」があることをふまえ、まずは子ども自身の気持ちに寄り添う支援から始めています。
🧩 EIMATHでできるサポート
- LINEでの保護者相談(無料・平日対応)
→ 声かけのタイミングや関わり方に関するご相談を、個別にお受けしています。 - 行動を引き出す学習サポート(教科学習+行動設計)
→ 一人ひとりの“納得感”に合わせた目標づくりと、小さな行動の積み上げを重視。 - 「親子で使える行動支援シート」の配布
→ 計画づくりがうまくいかないとき、感情とのつなぎ方を一緒に整理できるツールです。
「塾=勉強をさせる場所」ではなく、
「塾=感情と行動の“橋渡し”ができる場所」になること。
それが、EIMATHの目指す支援のかたちです。
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家庭だけで抱え込まず、地域に根ざしたEIMATH学習塾と一緒に、行動の一歩を応援していきましょう。
支援とは「仕組み」と「共感」のかけ算
「伝えたのに、動かない」「言っても響かない」——それでも、関わり方を工夫すれば、行動は少しずつ変わっていきます。
子どもに行動してほしい。変わってほしい。
そう願うのは、親として自然なことです。
でもその想いが強くなりすぎると、つい「ちゃんとして」「さっさとやって」と、言葉が尖ってしまうこともあります。
そこで必要なのが、「共感」と「仕組み」の両方です。
気持ちを受けとめる共感だけでは、行動は生まれません。
一方で、行動だけを求める仕組みだけでも、子どもの心はついてきません。
だからこそ——
- 感情を言葉にできる場所
- 納得できる目標を一緒に考える関係
- 失敗してもやり直せる前提
こうした“環境づくり”が、親子の間に新しい循環を生み出します。
すぐに変わらなくても大丈夫。少しずつ、やり直しながらでいい。
その土台を、一緒に整えていきませんか?
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子どもが動くには、仕組みと共感の両輪が必要。焦らず、親も“伴走者”として支援を整えていきましょう。

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